徳倉建設株式会社

保有技術

ジュウテンバッグ工法

工場内で膨らませた透明なジュウテンバッグ本体
ジュウデンバック

護岸工事などの空洞補修・補強 ジュウテンバッグ工法
特許出願中)

建設後、50年以上経過する港湾岸壁(水深4.5m以深)が2023年には約32%、2033年には約58%となり、堤防の老朽化による空洞化が深刻な問題になりつつあります。従来の工法と併せて、護岸工事の課題を解決。より安全に確実に修復する新工法です。

※「ジュウテンバッグ」は、アキレス株式会社の商標です。

国土交通省 新技術情報提供システム NETIS認定 認定番号:CBK-210001A

直径10〜20cmの充填孔より新開発の「ジュウテンバッグ」を折り畳んだままで挿入。バッグの中にLSSを充填、水中でも流出せず施工が可能です。

従来の工法では安全、確実ではありませんでした。

従来の砕石を利用した埋め戻し方法は、締固めが難しく、再空洞化の懸念があります。
また空洞化により不安定な地盤での大型重機を使用した工事には安全性に課題がありました。
スラリー系の充填材による充填でも、水中に流出の可能性があるため空洞化の原因を特定した上で使用する必要がありました。

LSS+「ジュウテンバッグ」で護岸工事を進化。

スラリー系の充填材(LSS)を袋に流し込み、LSS充填用の袋体「ジュウテンバッグ」を開発。
地下の空洞内に従来の充填孔から折り畳んだ状態で挿入し、LSSを充填します。ジュウテンバッグは空洞内で膨らみ、袋体に収まっているため流出の恐れはありません。

  • 空洞化の原因を特定、補修をしなくても施工が可能。

  • 水中の施工も可能。

  • 地面の掘削は最小限で工期も短縮。

  • 大型重機を必要としないため、施工が簡易で安全。

老朽化した護岸コンクリートのひび割れと空洞化の様子
工場内で膨らませた透明なジュウテンバッグ本体
ジュウデンバック
直径10〜20cmのコア削孔による充填孔
充填孔

LSS+ジュウテンバッグによる護岸等空洞充填工事の施工方法

使用する袋体の仕様(大きさ)を決定するため空洞内の形状と容積を空洞カメラなどで予め調査し、空洞の大きさに合ったジュウテンバッグを制作、打設を行います。

作業フロー

1.充填孔設置工(コア削孔)

護岸で空洞カメラを使用し内部調査を行う作業員

2.空洞カメラ調査

工場でジュウテンバッグを製作している様子

3.袋体制作・傾斜設計値

護岸上で充填孔位置を確認し設置作業を行う様子

4.空洞充填作業

空洞内部で膨張したジュウテンバッグの打設状況

5.充填完了(充填確認)

アジテーター車とポンプ車によるLSS打設作業

6.充填孔閉塞工

充填完了後の充填孔の様子

広範囲の空洞への施工例

空洞が広範囲にわたる場合、特定の範囲をジュウテンバッグで塞ぎ、範囲外への流出を防ぐことで必要な箇所への充填を無駄なく行うことが可能です。

トンネル状に広がる地下空洞内部の様子
ジュウテンバッグとLSSによる空洞充填の断面イメージ図
※必要に応じて工事後も充填確認孔を設置します。

「LSS流動化処理土」とは

流動化処理土は流動性に富み適度な強度をもつため、特に狭い空間の埋戻しや充填、上下水道管・電力ケーブルなどの埋戻しなどに広く用いられている画期的な埋戻し材です。

  • 締固め不要の埋戻し材

  • 水中の打設が可能

  • 材料の分離が少ない

  • 再掘削が可能(強度コントロール)

  • ポンプの圧送が可能

  • 液状化しない

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